図3.3-4 CALQuest
このCALQuestアンテナの性能を以下に示す。
周波数帯:1525〜1559MHz(受信)、1626〜1660.5MHz(送信)
利得:10.6dB〜12.5dB
サイズ:72.6cm×45.7cm×15.1cm(4.3cmの縁も含む)
質量:約4.4kg
以上に示したように、このアンテナの利得はAero−Iで要求される値よりも大きいものとなっている。
また、トランシーバーには、CAL Corporationのもつ最大の技術である4800bpsのreduced rate modemが組み込まれる。このモデムのソフトウェアはマルチプロセッサTMS320C31用に書かれている。採用されているボコーダはAMBE(Advanced Multi−Band Excitation)である。
Aero−Iシステムの価格は、SATCOMアンテナ、トランシーバー、GPSアンテナ、トランシーバー全体で20,000USドルとすることができると考えている。97年末から98年初めにかけて市場に出す予定である。(Baillie氏)
96年初めに行われたCanada’s Communication Research Centre(CRC)のAero−Iトライアルでは、CAL CorporationのAero−I機器がいくつか使用された。トランシーバーについてはAero−H用のAMT−100にreduced rate modemを組み込んだものが使用された。またこの他にも、CALCorporation製の3−Dコンパス、GPSアンテナ、GPS受信機、BSU、LNA/Diplexerがこのトライアルで採用された。
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